採用担当を経験してわかった「転職後1年以内で辞めてしまう人の特徴」面接編

転職&採用
Pocket

皆さんこんにちは!tamagoです。

今回は、転職後に1年未満で辞める、もしくは居られなくなる人の特徴についてご紹介したいと思います。

プロパーに比べ、短期的に利益を求められる立場のため、1年以内にわかりやすい成果が出ないと居づらくなってしまいます。要するに雇う会社側の期待値と転職者の実力が乖離してしまうということです。この乖離のほとんどは、転職者の職務経歴と面接時の会話で生まれてしまいます。実力以上の発言をしてしまい、入社後に期待外れと評価され、耐え切れず辞めてしまうケースがもっとも多いと感じます。

このご時世、以前に比べ転職が難しくなると思いますので、同じような失敗をしないよう考にしていただければ幸いです。

採用担当を経験してわかった「転職後1年以内で辞めてしまう人の特徴」面接編

・かじった程度の業務を「できる」と言ってしまう。

・現収入偽ってしまう、希望年収を高く設定してしまう

・普段と違うキャラクターを演じてしまう。

・思ってもない向上心、将来像を語ってしまう。

かじった程度の業務を「できる」と言ってしまう。

こちらが採用側でもっとも遭遇する「面接の時に、できるって言ってたじゃん。」と絶望するパターンです。

求職者は採用してもらうため自分をよく見せたいのはもちろんですが、できないこと、少しかじったことを「できる」とアピールしてしまうケースがあります。

よくあるのは、プロジェクトマネジメントできます!コンペ資料作れます!部下育成できます!この3パターンです。

詳細を聞いていけば、どの程度かはイメージできますが、思った以上にできないことが多いです。長期的に働きたいのであれば、「できる」ではなく、経験した内容を具体的に伝えることと、結果や内容がわかる資料やデータを開示することです。データ、資料を見ればスキル、精度が一目瞭然となるので、のちのち言った、言わないにはならないと思います。

会社側は求職者のスキルによって、求める成果とその期間を決めます。

入社5ヶ月で個人売上が100万。採用にかかった経費と人件費が12ヶ月後にはペイできます。といった感じでとPLに乗せます。想像している以上に、個人に対する黒字化までのスケジュールを管理しています。

内定もらうがゴールではなく、働いてからの方が大事なので、実力以上のアピールは禁物です。

現収入偽ってしまう、希望年収を高く設定してしまう

中途採用で、もっとも難航するのが年収交渉です。

求職者側は処遇を改善したくて転職するので、たくさん給料をもらえるように交渉するのは当たり前ですが、今もらっている給料が等身大として、正直に伝えたうえで、上げたいと交渉するべきです。以外と現職給料をごまかし、高い給料を要求するタイプの人は、実力が低いことが多いです。会社側はわざわざ源泉徴収調べないので、いくら誤魔化しても問題ないのですが。

逆に自信がある人は、入社後にどうなれば給料が上がるかをしっかり確認して、入ったあと上げるように努力するので、処遇交渉はあっさりいくパターンが多い印象です。

普段と違うキャラクターを演じてしまう。

こちらも採用してもらうために必要なアピールですが、よく見せようとしすぎてしまい、いつもと違うキャラクターを演じるが、継続できなく自分を追い込んでしまうタイプです。

パターン①:根暗なのに明るく振舞ってしまう。

パターン②:感情的なのに感情を出さない。

パターン③:大雑把なのに、神経質にみせる。

ざっとこんな感じが多いと思います。自分自身が持っていない性格に憧れる気持ちはよくわかりますが、演じるのであれば、入社後永遠に演じ続けることができないと意味がありません。演じきれなくなり、いつもの自分に戻ったとき採用担当者や上司はこう思い、こう言います。

「面接時は良かったんだけど」

「面接慣れしてた」

「面接の時とイメージ変わった」

採用した自分は騙されたかのように言い訳をし、マイナスイメージを植え付けます。

こうなると社内的に採用失敗のレッテルを貼られ、非常に居づらくなってしまいます。

演じきれないキャラクターは辞めて、いつもの自分で臨みましょう。

思ってもない向上心、将来像を語ってしまう。

面接の質問でよくある「将来的にどうなりたいですか?」「5年後どうなっていると思いますか?」など謎の質問に対して、ちゃんと考えているとアピールしないといけないと、思ってもいない大それた将来像を語ってしまう経験は少なからずあると思います。

しかし、この質問をする面接官は考えているのか?いや、何も考えてないです。

ここでもっともよくない回答例をご紹介します。

パターン①:将来、独立したい。

パターン②:年収いくら稼ぎたい。

パターン③:会社で一番売れる営業になりたい。

この辺りの回答はもっとも良くないです。

なぜなら、入社後に都合よく掘り返されるからです。本人としては、その場しのぎで言ったことが数年間に渡ってネチネチ言われることとなります。

「将来独立したいならもっと頑張んないと。」

「この調子だと年収○○は稼げないよ」

「1番になりたいんじゃなかったの」

など何かにつけて話題にされてしまいます。

そもそも、こんな質問をしてくる人事、採用担当はろくでもないので、正直に考えていないと答えましょう。それで評価を下げるような会社には入らない方が良いと思います。

皆様いかがでしたでしょうか?

採用してもらうためのアピールも大事ですが、入った後のことまで考えて、必要以上によく見せようとしないで、等身大の自分を採用してもらえよう心掛けてみてはいかがでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました