今回は、中途転職面接でのポイントについてご紹介したいと思います。私自身、4度の転職経験と現職では、営業の採用を行っており、自らの経験から採用したい営業マン像が明確にあり、同じように感じる決定権がある採用担当も多いと思います。
これから、転職しようと思っている方、現在転職活動中の方に少しでも参考になれば幸いです。
最終面接で大事なポイント
- 転職理由が明確且つ短く伝えられる
- 過去の実績をアピールしない
- 靴がキレイ
- くだらない質問をしない
- 希望年収を明確に伝える
転職理由が明確且つ短く伝えられる
私がもっとも大事にしていた質問内容です。
人事担当などに回答するときは、今後のキャリアアップなど、長期的視点や前向きに理由を伝える良いかと思います。
しかし、最終面接など決定権がある面接官の場合、明確な理由を端的に伝えることが理想です。
人事担当と、最終面接を担当する決裁者は見ているポイントが異なります。
人事担当:社会人としてのマナーや考え方、履歴書に偽りがないかなどを見極めることがもっとも重要。
決裁者:一緒に働きたい。成果が出せそう。など主観的な意見。
あなたがもし、最終面接をする場合、建前や模範解答が欲しいですか?正直な気持ちをシンプルに知りたいはずです。決裁者も一緒です。
従って、最終面接や決定権がある方の面接では、ネガティブな理由でも良いので、正直に完結に伝えることが良いと思います。
個人的には、転職理由は「報酬」「人間関係」この2つのどちらからに不満がある。これしかないと思っています。
過去の実績をアピールしない
こちらは、会社、立場など環境が変われば、同じ仕事であろうが、同じ結果を出せるとは限らないからです。もちろん、過去の実績は評価するべき内容ですが、必要以上のアピールは不要です。
また、職務経歴書に記載している実績も、100%事実とも受け取っていません。
靴がキレイ
こちらは、就職活動中に何度も聞く内容かと思います。
私の経験上、一部の方を除き、汚いまたは傷が多いビジネスシューズを履いている方は、仕事ができるできない以前に、だらしない、ルーズ、客観性に欠けるといった性格を持っていると思います。
靴が汚い=家が汚い、生活が乱れている、お金、時間の管理ができないんじゃないか?=仕事もだめかもな。と連想されてしまいます。
最低限、家を出る前にブラッシングと傷にクリームを塗って磨いてから出ましょう。
くだらない質問をしない
こちらは、面接の最後に必ず「何かご質問ありますか?」と聞かれると思います。
その際の質問を指しています。
ここでの「くだらない質問」は、特に聞きたいこともないのに、何か聞かないと点数下がっちゃうかもしれないから、なんか聞いておこう!からくる質問です。
完全に無意味です。
よくあるくだらない質問
- 事前に勉強しておくことはありますか?→自分で考えろ
- 新しい事業をする予定はありますか?→お前に教えない。
- 未経験で入社した方はいますか?活躍されてますか?→人によるから。
ないなら、ないで大丈夫です。気を付けましょう!
希望年収を明確に伝える
こちらは、求職者側が気を使って、会社の方針に従いますと言って頂くケースが多いのですが、はっきり言ってほしいものです。
希望の金額がないと採用する側も、どの程度で打診すべきか悩みます。
はっきり言ったうえで、交渉する方が、両方にとってよい話合いができます。
また、求職者側も転職タイミングで交渉しないと、入社以降に交渉できるタイミングは皆無です。このタイミングだからこそ、存分に年収交渉すべきです。
ただし、現在の給料と大きく乖離しないようにしましょう。
いかがでしたでしょうか?
転職しようと思っている方、転職活動中の方に少しでも参考になれば幸いです。
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