WEB広告代理店にサボらせない事業者側の必須アクション【中小規模のインターネット広告代理店の営業】

インターネット広告
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皆様こんにちは。Tamagoです。

今回は、少し専門的な内容となります。

私は、インターネット広告代理店の営業・運用歴8年です。

これまで様々な広告媒体を取り扱い、様々なお客様と取引をさせていただきました。

その中で、感じたことは。

誠実に、真面目に広告運用する代理店は本当に少ないということです。

なぜ適当な運用をするのか?

営業、運用者ともに一人で30社~50社(案件にもよりますが)を担当しています。

手数料ビジネスのため、粗利率が低く、一人が多くの案件、売上を確保しないとビジネスが成り立たない仕組みです。

仮の30社担当している場合、1案件に掛けられる工数は、1ヶ月5時間程度です。

月次の定例会を実施すると移動合わせ3時間は使います。

残り2時間が1ヶ月で1社に使える時間となります。

「結果、物理的にさぼらないと裁ききれない」のがこの業界の現状です。

そして、そのサボる対象として狙われるのは、、

リテラシーが低い。

コミュニケーションが少ない。

依頼が少ない。

この3つが当てはまる場合、確実に適当な運用をされます。

わざわざ手数料を払って代理店にお願いしている意味がなくなります。

前提として適当な運用とは、

・広告予算の管理しかしない。

・改善、新規の施策をしない。

・KPIを追わない。

結果、成果が良くならない。売上が増えない。広告費が固定費化している。

こういった状況になります。

以外と適当な運用をされているお客様は多く、

所感では、全体の50%以上は超えると思います。

そんな適当な運用を防ぐための効果的なアクションをご紹介します。

月次でPowerPoint資料を用意させ、「課題」「改善施策」「新規施策」をオーダーする。

当たり前のことですが、きちんと振り返りをしないと良い成果にはたどり着きません。

我々、WEB広告代理の業務の中で、月次資料作成がもっとも工数と体力を使います。

当然、改善・新規施策を提案したら実行しなければなりませんので、サボりにくくなります。

広告管理画面を共有させる。

広告代理店は、広告の管理画面共有を極端に嫌がります。理由は簡単です。

普段の広告運用内容がすべてわかってしまうからです。当然、何もしていなければそのエビデンスも残っています。

そして、大事な広告管理画面を競合他社へ開示でもされたら、終わりです。

間違いない、出来ていないところやサボっているとこを指摘され、解約へと導かれてしまいます。アカウント開示すると、代理店は日々の広告運用実務をサボれなくなります。

定期的に他代理店の話を聞く。

事業者にも最低限必要な行動があります。

自分でも情報収集をしないと、良い悪いの判断ができないので、定期的に他代理店の話を聞きましょう。そこで、他代理店から最新の広告や運用手法などをヒアリングし、現代理店へ依頼してください。

会議参加者を変える。

通常、業者との打ち合わせは、固定の人間が担当することが多いと思います。

決まった人間だけで長期的に付き合っていくと、人間関係が出来上がってしまい、ヒリヒリするようなディスカッションが出来なくなります。

たまに、別部署でも若手でも良いので、ちゃんと発言する人間を同席させてみてください。

想像つかない質問やオーダーをしてくれるかもしれません。

コンペ、代理店変更を匂わす。

もっとも効果的なアクションです。

広告代理店の営業やフロントは、どれだけ低予算でも担当数が減ったり、解約されると社内評価が下がります。既存顧客からの解約がもっとも評価が下がる内容です。

従って、解約するつもりがなくても「コンペをする」「他の代理店に提案してもらう」などの行動をすると既存広告代理店はとても焦ります。その直後、アカウントの見直しや提案の質や量が大きく変わります。頻度は年1回程度がおすすめです。

皆様いかがでしたでしょうか。

広告を代理店に依頼されている方や、これからお願いしようとしている方はぜひ、参考にして頂けると嬉しいです。

このアクションで成果は大きく変わると思います。

では、良い一日を。

tamago

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